10歳の時からトムはフランスにお城を建てたいと夢見ていました。トムは20代になってからオランダからフランスに移り住み、そこで崩れかかった地主の館を手に入れたのです。
お城を修復するため模型を作り工夫するなかで、トムは同じ大きさの板を使うことを考えつきました。それがKAPLAブロック誕生のきっかけでした。
15年間の試行錯誤の中でいろいろなブロックも試し、どんな形の建物も作れて、こども達も遊べる、今のKAPLAブロックが完成したのです。KAPLAブロックは右脳と左脳を同時に使う遊びです。
カタチをイメージする創造力や新たなものを創り出す右脳を使いながら、同時に数学的に1:3:15の比率となっている板をうまく使いこなすには、左脳も必要なのです。KAPLAブロックの美の世界へこども達を導くことは、創造力や集中力を高め、変化する世界に適応してゆく器用さと柔軟さを養うことにつながります。